屋外で働く建設業において、天候の問題は避けて通れません。特にこれからこの業界に入ろうとしている方にとって、「雨の日は仕事があるのか?」「休みになって給料が減るのではないか?」というのは、生活に関わる切実な悩みだと思います。
結論から申し上げますと、エアコン工事にとって雨は「最大の敵」です。
足場屋や塗装屋など、雨で作業が止まる職種は他にもありますが、エアコン工事の場合は少し事情が異なります。単に「人間が濡れて不快だから」という理由だけで作業を中断するわけではありません。私たちが扱うのは「電気」と「ガス(冷媒)」であり、この2つは水分と非常に相性が悪いのです。
そのため、まともな神経を持っている業者であれば、本降りの雨の中で無理やり外の作業を進めることはありません。しかし、ここで問題になるのが「作業が止まる=給料がどうなるか」という点です。会社選びを間違えると、梅雨の時期や台風のシーズンに、驚くほど手取りが減ってしまうという事態に陥りかねません。
まずは、なぜ雨の日の作業がNGなのか、その技術的な理由を知っておきましょう。これを知っておくと、面接で「雨の日はどうしていますか?」と質問した際に、その会社が「安全と品質を守る会社」か、それとも「作業員の安全を軽視する会社」かを見抜くことができます。
■なぜプロは雨の日に室外機を触らないか
現場でお客様(施主様)から「雨でも工事できますか?」と聞かれることがありますが、プロとしての回答は「屋外作業は延期させてください」が正解です。これには明確な品質上の理由があります。
エアコンの配管の中には、冷媒ガスが流れます。この配管接続を行う際に、もし雨粒が一滴でも配管の中に入り込んでしまったらどうなるでしょうか。
水分は配管内で化学反応を起こし、エアコンの心臓部である「コンプレッサー」を故障させたり、絶縁不良を起こしたりする原因になります。これを防ぐために「真空引き(配管内の空気を抜いて乾燥させる作業)」を行うのですが、雨の中ではその効果も薄れてしまいます。
つまり、雨の中で無理やり設置されたエアコンは、数年後に故障する確率が格段に跳ね上がるのです。
「工期が遅れるから」といって、ブルーシートもかけずに雨ざらしで作業を強行する業者は、プロではありません。それはお客様の大切な資産を壊しているのと同じです。私たち職人が空を見上げて「今日はやめておこう」と判断するのは、サボりたいからではなく、施工品質に対する責任感があるからなのです。
■「日給制」と「月給制」の残酷な格差
技術的な話の次は、もっと現実的な「お金」の話をしましょう。
建設業界には、大きく分けて「日給月給制(働いた日数×日当)」と「月給制(固定給)」の2つの給与体系があります。
雨が多い季節、この2つの格差は残酷なほど広がります。
「日給制」の場合、雨で現場が中止になると、その日の収入はゼロです。梅雨時や台風シーズンなど、雨が続けば月の給料が数万円単位で減ってしまいます。そのため、日給制の職人は「雨でもいいから現場に出してくれ!」と願わざるを得なくなり、結果として危険な雨天作業や、品質を無視した工事を行ってしまう悪循環に陥りがちです。
一方、「月給制」であれば、天候によって現場が休みになっても、毎月の基本給は保証されます。生活費の心配がないため、無理な作業を強行する必要もありません。
これからエアコン工事の仕事を始めるなら、求人票の「日給〇〇円〜」という数字だけで判断せず、「雨の日の給与保証はどうなっているか(月給制か)」を必ず確認してください。長く安定して働くためには、天気に左右されない生活基盤が不可欠です。
■感電・スリップ事故を防ぐ安全管理
お金の話も大切ですが、何より守らなければならないのは「あなたの命」です。雨の日のエアコン工事には、品質リスクだけでなく、作業員に対する重大な危険が潜んでいます。
まず怖いのが「感電」です。
エアコン工事では、ドリルや真空ポンプなどの電動工具を使用します。また、200Vの強力な電気配線を扱います。雨で濡れた手袋や靴でこれらの電気を扱うことが、どれほど危険かは言うまでもありません。
次に「転落・スリップ事故」です。
室外機は、地面だけでなく屋根の上や、建物の壁面に設置することもあります。濡れた屋根材や金属製の足場は、氷の上のように滑ります。視界も悪くなる中、重い工具や機器を持って高所作業を行うのは自殺行為です。
まともな施工管理を行っている現場(特に大手ゼネコンや工場など)では、雨天時の外部作業は厳しく制限されます。「工期がないからやってくれ!」と無理強いするような現場監督がいる会社は、作業員の命を軽視しています。
「雨が降ったら、外作業は中止」。この当たり前の判断ができる会社かどうかが、長く健康に働き続けるための分かれ道です。
■ヨネハラ空設なら「雨」でも安心
私たち「ヨネハラ空設 株式会社」では、スタッフが天候に振り回されず、安心して生活できる環境を整えています。他社と比べて、なぜ当社が「雨の日」に強いのか、その理由は主に2つあります。
・ 理由1:「完全月給制」だから収入が減らない
当社は日給制ではなく、「月給制(基本給22万円〜)」を採用しています。もし雨や台風で現場が完全にストップし、自宅待機になったとしても、その月の給料が減ることはありません。
「今月は雨が多かったから、生活費が足りない…」といった不安とは無縁です。もちろん、年2回の賞与もしっかり支給されます。
・ 理由2:「業務用」だから屋内作業ができる
私たちがメインで扱うのは、工場や病院などの「業務用空調設備」です。
一般家庭のルームエアコン工事は、どうしても屋外での作業比率が高く、雨=休みになりがちです。しかし、業務用の現場では「天井裏の配管」や「広い倉庫内での作業」「機械室でのメンテナンス」など、屋根のある場所で行う仕事がたくさんあります。
そのため、外は大雨でも「今日は中の配管を進めよう」「明日の準備を倉庫でやろう」といった調整が可能で、仕事がなくなることがほとんどありません。
もちろん、移動さえ危険なほどの荒天時は安全を最優先して休みにしますが、その場合でも給与は保証されています。これが、企業として体力のしっかりした会社の強みです。
■天気に振り回されない人生を
「職人になりたいけど、生活が不安定になるのは怖い」
その考えは正しいです。自分の腕一本で稼ぐのは格好いいことですが、それによって家族を不安にさせたり、無理をして怪我をしてしまっては元も子もありません。
エアコン工事の仕事は、長く続ければ続けるほど技術が身につき、面白くなっていく仕事です。だからこそ、最初の数年で挫折しないよう、「守られた環境」を選んでください。
ヨネハラ空設なら、雨の日も、風の日も、あなたの生活を守りながら一流の技術を伝授できます。
「安定した環境で、手に職をつけたい」
「具体的な待遇についてもっと詳しく知りたい」
そう思った方は、ぜひ採用ページをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせください。群馬の地で、あなたと一緒に働ける日を楽しみにしています。
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